2011年11月8日火曜日

口笛の体

長距離バスに乗って大阪に到着すると、高架下の殺伐とした道路脇で、ひょろっと背の高い猫背のおじさんが口笛を吹きながら交通整理をしていた。自分の中には歌がある、そういう誇らしさを染み込ませた体の領域が生き生きと、そこに一つの景色を密かに生み出している。

労働歌と、生きるモチベーションの関係について思いを巡らしたくなる。

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