2014年1月28日火曜日

渋谷

久しぶりに渋谷の交差点に行った。昔そこらへんをうろうろしていた時も、さまざまな新興宗教、政治家のアピール、署名運動、大画面での露骨な宣伝、行き交う多様な人々がいたのだが、その感じを特別に思ったことは無かった。久しぶりにそこに行ってみると、選挙カーやそれを撮影するテレビ局の人、今問題になっているさまざまな署名活動、撮影しようとカメラを持ってうろうろしている若いアーティスト、楽器を持っているグループ、テレビ番組の大きな宣伝カー、大画面のコマーシャル、そういったものであふれかえっていて、でも今起きていること、起きつつあることがここに反映されているような、人々の反応が肌身で感じられるような臨場感みたいなものをすごく感じた。ひとつの演劇を見ているような、あるいはSF映画の中に入っているような、そうやって観察している時の自分はなぜか透明人間になったような、過去からやって来た時間の旅行者のようなそんな感じもしてくる。すごく不思議な時間だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿