2014年1月13日月曜日

天然脱構築

さっき、息子に促されて民俗芸能ごっこみたいなことをやった。棒の先に手鏡をくくりつけて掲げ、反対の手には木槌を持ち、頭に黄色いヘルメットのオモチャをかぶり、片足で跳んでは反対の足を曲げ、えせ民俗芸能の音楽を口三味線で奏でながら飛び回る。一緒に即興で芸能を作って行く。どこで、こういうエッセンスが出てくるんだろうなあ。今まで一緒に連れ歩いた各地の古い芸能、ビデオ、その時々では半分以上観ていないように見えるけどなんか、そういったものを全身で吸収し、体の中で再編成されて出てくるのがすごい。そういう形で得たものが彼の中で未来の何かに繋がっていくとしたらそれは凄いおもしろい。でも、これからの反抗期でそういうものにすべて背を向けて都市的な価値観にシフトしてしまうかもしれない。自分の興味に付き合わせつつも、反抗期で鬱屈しないためにかなり気を使っている。どんなことする人になるのか知らないけど、何らかの形で、私の試行錯誤の要素を繋いで行ってもらいたいって、どこかで思っている所があるのかなあ…。

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