2020年6月26日金曜日

未来の妄想も自分の一部 2020年6月26日

部屋探しをしている中で少しずつプロセスをじっくり味わえるようになってきた。ベルリンでは一つの部屋の希望者がものすごく多いので、見学に行く時から、部屋を見にいくだけなのに自分の挙動で判断されるかもしれないと思うと、うまくやらなくちゃと思いすぎてすごくすごく緊張する。見学をした後、申し込みをしたりして自分が選ばれるか結果待ちをしている時、自分が断られたら、と思うととても緊張してしまう。これって、恋愛における告白をして結果待ちしてるみたいな感じだろうか(告白とかはしたことないけど)?恋愛にしても、部屋探しにしても、こんな風に緊張したり、断られたらすごく痛みを感じるはなぜだろう?ともう一度自問してみる。それは、部屋を探したり、見学したり、申し込んだりする過程で、未来の妄想が自分の体の一部みたいに感じるからではないだろうか?それが断ち切られた時、体の一部が捥がれたみたいに痛みを感じてしまう。でもそれは止めようがないというか、自分を形成しているアイデンティティーみたいなものは常に、過去と未来の可能性を無意識のうちに繋げて形成しているものだからだと思う。断ち切られる痛みを先回りして想像して、恐怖や緊張を感じる。すべての可能性にゆだねて心を開くにはまだまだ修行が必要。と、そうやって自分に言ってみると少し楽になる。

0 件のコメント:

コメントを投稿