2015年4月29日水曜日

「15年の実験履歴」 制作日誌03

きりんがいない間に作品をつくらなくちゃならないので、寮制の学校に送った月曜日の午後からようやく第二案を作り始めて3日目の午後に発表というハードスケジュールだった。今日はお馴染みになりつつある近所の権九郎稲荷神社で稽古見せをやった。糸島芸農で関わっている人たちがたくさん見に来てくれて、いろんな反応を示してもらえてとてもうれしかった。第二案はおそろしく重量感のある、かつ赤裸裸な内容になってしまったが、やっぱりすごく面白がってくれる人と、つらくなってしまう人に分かれてしまうのかもしれない。いろいろな人と、今まで関わって来なかったような人ともコミュニケーションをできるようにと考えたつもりであったけれど、自分にうそをつくことを避けて行くと必然的にある方向性というのが生まれて行くことになるので、やっぱりどうしようもない偏りというのはさけられないのかもしれない。大きく偏りながら、あるバランスを探して行く作業。そして自分がやってきたことにいちいち向き合う作業である。おそらく今後の作品制作が大きく変わって行く、そのターニングポイントなのだろう。隣で全力の支えをしてくれてる寅雄氏と権九郎稲荷神社にも感謝!

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