直接に人と関わることが少なくなると、必然的にネットを通した人との関わりになってくる。その時に、何かしらの意見の相違とか感情的なやりとりが入ると、実際に関わる時と違ってエネルギー交換みたいなのが起きずに自分の中にわだかまりが溜まってしまうように感じる。人と会って意見の相違みたいなのがあるとき、お互いに納得いくまで喋ったり、言葉や論理以外の部分で何かしら見えない交流みたいなのがあって、それで解消されてしまうことも多いような気がする。ある微生物で、お互いの体の中の液体をただ交換する、というようなやりとりをするものがいると聞いたことがあるけれど、人間も知らない間にそういうようなことをやってる気がする。見えない何かを交換するというようなことを。ただ、まれに離れていてもそういうことが可能な時がある。それはヴァーチャルなやりとりを通してじゃなく、お互いの直感が使われるような感覚に近い。やっぱり第六感みたいな何かはあるなあと思う。
喪失感がある時は、喪失感そのものを味わうことができる。たとえば失恋の経験が詩や歌になるように。
体の観察
頭の後ろの空間が、自分の延長線みたいに感じてそこが紫色のもやが渦巻いているような感じがする。喉に何か引っかかったような違和感がある。喉にしばらくじーっと意識を向けてみる。足がとても冷えている。足に意識を向けてみる。足や手のわずかな脈を感じることができる。と同時に少し冷えが解消される。耳をすます。遠くに雀の声が聞こえる。電車の通る音も聞こえる。
2020年4月4日土曜日
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