2020年3月17日火曜日

街の観察 をしてる自分の観察  2020年3月16日

街の観察 をしてる自分の観察

今日は様々なイベント、劇場、美術館、図書館、学校などなど、閉鎖が続くベルリンの街を観察しよう〜!という最初の日としてちょっとウキウキと出かけた。ここはハーマンストラーセでトルコ街という感じ。夕暮れの、でもまだ日が残っている街並みはいつも通りにリラックスした人々が行き交っていた。人々の様子に何も変わったところはなく、店も普通にやっていて、今日は暖かいので人々は通りに出ているテーブルを囲んでお茶を飲んだりしている。ただ、お店は座席を少なめにして距離を置いたり、内と外の敷居を外して外気を入れたりしている。テンペリホーフフェルドという、空港後の広場まで歩く道すがら、3種類の紫色の花を見た。一つは直径1.5センチくらい、細長い花びら6枚、丈は3センチくらい、木の周りの地面に群れをなして咲いている姿はとても美しかった。もう一つは同じく直径1.5センチくらいで丸っぽい花びら5枚、葉っぱも少し太め楕円形のような葉っぱ。丈はやはり3センチくらい。これは通りの脇に咲いていた。もう一つは花びらが上に向かって中を包むような具合に生えている花の高さだけで2センチくらい、下の茎の部分は4センチくらい。長細い葉っぱが生えていて、この花は紫の色が少し赤みがかっている。テンペルホーフは相変わらずまったりの神様がいるんじゃないかというくらいにまったりとした人々の楽しむ声が全体に漂っていて深呼吸をすると特別な効果があるようにさえ感じる。テンペルホーフからの帰りに、切り株の上に動物のウンチを発見。細長くて黒い長さ2センチくらいのが数本のウンチ、誰のウンチかな?リス?匂いをかぎたかったけど、周りの人の目を気にしてできなかった…。まだまだだな…。

観察する感度をあげて、あるいは解像度をあげて、あるいは深度をあげて、日常の中の秘境みたいなものをみたいという気持ちがあるのだが、一人でただ散歩するだけでは今のところあまりそういう効果がない。

STスポットでやっていた「民俗芸能調査クラブ」のときに島くんや武田力くんらの実験で建物の外に出て観察をしたときは、景色が普段と全く違って見えたんだけどなあ。すごく新鮮な驚きで満ちていたんだけどなあ。あんな風に、自分の状態が研ぎ澄まされるために何が必要だったのか、、、思い出せない。

でもとりあえずまた明日歩いてみよう。少し電車に乗ってみるか、まだ空いているカフェにじっと座って人々を眺めてみようか…。

今日は息子が春休み(の前のコロナのための休み)の前の最後の学校だったので、カレーを一緒に作ってこれから食べる。珍しく宿題プラス春休み終わりのテストプレッシャーがあるけど、休みが長くなってとてもうれしそう。

0 件のコメント:

コメントを投稿