私が体について考えるときの参考にしている片山洋二郎さんの本に、姿勢と意識のズレについて書いてある。
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仙骨が後ろに傾いた上半身前のめりの緊張状態というのは、基本的に、とても落ち着かない気分になる姿勢です。「気持ち」は一生懸命に行っているのですが、足腰がついてこない。気分的には追われているような感じで、いつも何かをやっていないと落ち着かない。気持ちが常に前に行っていて、気持ちの焦点が「いま」に会わなくなる。
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こういう状態よくなります。特に本番が近かったり何かやらなければならないことがあるときに。それでどんどん悪循環になってなんにもはかどらなくなる。また、
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不安のという感情には根拠がないのです。
何を根拠に、この得体の知れない空虚感が胸の中に沸き起こるかといったら、いろいろな理由付けはできますが、それは突き詰めていえば根拠ではない。不安とは身体が生むものだからです。
(途中略)
逆に言えば、自信にも根拠はない。
(途中略)
人の評価は「気まぐれ」です。それに依存すればかえって不安は大きくなるばかりです。
真の自信というのは、自分の内側からわき上がるものです。
骨盤の動きに弾力があって深い呼吸ができてはじめて、身体の内側から満ち足りた感覚が生まれます。自分が十全に力を出しきることができるという確信は、勝手に根拠なく身体から湧いてくるものです。
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