こちらでドイツ語の学校に行き始めてからあまりにも忙しくて、自分がこまごまとやったことを記録することもできなかったけれど、少しずつやっていこう。
・ベルリンの奇妙な人々との出会いについて
これについては後日書く
・ダンス公演の上演10月13日 @URBANRAUM
ベルリンでの奇妙な人々との出会いをそのまま作品にした。自分の中で、何をしたらいいのか?自分がどこに立っているのか?よくわからなくなって、何をどのように探したらいいのかさまよいながら作品を作った。しかし、そのようなわからない状態、さまよっている状態そのままに、途方にくれてる感じそのままに舞台の上に立てたらいいと思って取り組んだ。そして、思った以上にお客さんに響きが伝わった感触があり、ベルリンでやっていけるかもしれないという思いが生まれた。
・Encounter the process 11月 言葉と体の関係ということで、はるかさんに何かを描写する3つのオノマトペで表現してもらい、その質感を体の中にイメージすることで動く。また、「散らす」「ばらまく」「探す」「さぐる」など微妙な違いの動詞と「流れる」「振動する」など自分自身が「なってしまう」動詞を体で表現し、それぞれの言葉がどのあたりの範囲になるか?ということを人の違いによる違いも含めて検証しつつ、その動きを見た時に別の言語(この日はたまたま英語)ではどの言葉にあたると想像するか?という問いにお客さんにも答えてもらい、こんどはその言葉から、もし別の動きがあるとしたらそういう動きか?というのを動いてもらい、こんどはその動きを自分なりに解釈して動きながら、その言葉の範囲を手探りする、という複雑な取り組みを行った。
はるかさんは、いくつかのマテリアルを使って、それぞれと禅問答をする、という試みを行い、映像も使って要素も多くなったけれど興味深い試みにみんな集中してみていた。
・Encounter the process 1月 ひとつは、ソロで「偽の目的意識」によって何かを引き出す、という試みを行った。まず、英語の単語(この日はMirrar)をひとつ書いてもらい、その言葉を体の脇の下から入れ口から出す、という実験。英語はとても難しいと感じ、そのあと日本語で試す。この日は「左に曲がると海が見えます」という文章で、これを左の肩甲骨のあたりから体に入れ口から出した。なかなか面白い響きが生まれた。足立智美氏とのコラボレーションで、「hören」の動詞の変化を練習しながらそれがだんだん歌になるというのをやった。もうひとつ、お客さんにそれぞれ単語を1つずつで3つ書いてもらい、それを使って足立さんが歌を歌い、私はその単語を聞いてその周辺についてを(その単語を使わずに)歌にするというコラボレーションを行った。足立さんのソロの歌もとても興味深いものだった。また、はるかさんは前回やったものを、それぞれマテリアルを一つずつだけにして短い実験を行っていた。より集中度と、そこから派生する動きが自由に生まれていてこれからの展開が楽しみになってきた。
2019年1月24日木曜日
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