ベルリンで生活することで、日本との違いもいろいろ見えてくる。でも、その違いを決定的なものとして扱うのではなく、相対的に見るひとつのプロセスとして扱うようにしたい。
例えば、
・ベルリンではいろいろな人が「どう見られるか」ということをあまり気にしていない。
・出会い頭に話しかけたり、微笑みあったり、助け合ったりする。とても気軽に。
・優しい人は本当に優しく、ひどい人は本当にひどい。その差がとても激しい。
・働いている最中の人は、基本的に不機嫌であまり親切ではない。
・働いていない人は、基本的に上機嫌でとても親切。
ベルリンで生活することは基本的にリラックスしていられる。でも別の面を見ると、ヴィザをキープしたり、保険や様々な書類のトラブルが絶えなかったり、いつも緊張にさらされる。日本にいたら、気にしなくていいようなことをいちいち気にしなくてはならない。例えば、もし聞かれたらパスポートを提示できるようにしておいたほうがいいとか、多民族のため、政府はいつも人々がトラブルを起こさないように見張っているという側面もある。税金とか、交通費とか、支払いの不備についての厳しさがすごくて、それも緊張の一つになる。また、もしスリにあったりものの置き忘れがあったら帰ってこないという緊張感もある。でも実のところ、私はクレジットカードを2回も切符の自動販売機に挿し忘れたけど2回ともきちっと帰ってきたので、とても親切な人や正直な人がいるのも事実。
でも日本では時期によって緊張度がちょとずつ違ってくるような気もする。人目を私は日本でそんなに気にしていたのだろうか?あまり気にしていなかったような気もする。例えば空港でももんぺ姿で歩いていたりしていたし、化粧もしてないし、髪もねぐせが付いていたし。
2019年10月29日火曜日
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