山中カメラさんと一緒に、ふたりだけで「間にあるものとしてそこに置く」の最初の言葉のところの実験をやって、実験から出して来た言葉に少しだけ補足の言葉をつけたら、すぐに歌になった。
砂場の向こうに
オーストラリア
雨つぶの色は、黒
グレイは見ていた
ポリネシア
海の彼方から
ものすごく不気味な世界だ。
これに、ど演歌調、アイドル風などいろいろなメロディーで歌ってみると、どんなふうにもできて、自由に曲を作れてしまう。それは、日々のテレビやラジオやちまたから流れる音楽やらが、有無を言わさず自分の中に蓄積されているのだろうなあ。芸能が立ち上がるのも、こういう感覚かもしれない。その時代の中に流れている物を体に取り込んで自由に取り出せるというような。
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