2014年1月7日火曜日
カラダの中の火
自分にとって、深いところに火をつけられるような文章や、舞台というのがある。そういうときは、体の深いところが急に熱くなって、自分がそれに動かされて行くような予感が自分を突き上げたりする。そういう経験が、だれかが作ったものを観たときに起きる、一番価値のあることなんじゃないかな?と思う。なんていうか、恋に落ちる感じとかにも似てるのかな?似てるので、そういう舞台がらみでいろいろな人間関係が複雑に絡んでいってしまうこともあるのだろう。そんなとき実際に、行動を起こすのと火を灯しているだけなのでは違うし、行動を起こしてしまうとそれで火は燃え尽きてしまうようにも思う。灯を灯して、新しい何かにいつでも燃え広がることができる持続可能な種火のように、大事にしていた方が、自分には向いている。私のキャラでは「恋」とかいう言葉が出ること自体、意外性が強すぎるという趣旨のことも言われたばかりだけれど…。でも、逆に、どうしてもげんなりしてしまってエネルギーが鎮火してしまうように感じることもある。そうすると老け込んだような気分になる。自分の中に種火が灯った感覚をいつでも思い出せるようにしていたい。今は歌いたいという気もちが、恋に似た種火として私の奥にはある。
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