子供の学習発表会的なものを企画してやってみた。どうしてかというと、学校ではなく家で学習するというスタイルで我が家はしばらくやってみているけれど、やっぱり何かしらイベントが欲しくなる。そして、こうやって自分たちなりにちゃんとやってます、というのを誰かに目撃してほしくもなる。そうすることで、自分でも自分を認めることが出来る、というようなことはやっぱりあるのだなあと思ったりした。
はじめて三線で一曲弾いてみたり、逆立ちして歩くっていうのを目指してみたり、影絵を作ってみたり。本当に本人が行きたい方向を共に見ながら時には共感し、時にはけんかしながら、突き放しながら進めて行くのは、私にとっても貴重な体験で、こんなに濃厚に子供に関われるんだなあと思ったり。逆立ちして歩くところまでは行けなかった彼だけど、そうやって今はできないという時間もそのまんま見てもらって何も失うことが無いという経験は、案外一番大事なのかもしれないと思ったりもした。
つきあってくれた友人、おじいちゃん、おばあちゃんが、本当に素敵なオブザーバーで私たちは幸せでした。足りない物を自分で補うのも試行錯誤で、本当に大事な物は何かをいつも問い続けることになるんだなあと実感している。
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