2011年11月24日木曜日

流れの受け取り方

音楽というのはどこからか流れてくるもので、それを身体で自然に受け止めることが出来るという意味で、ダンスよりはずっと自然な脈を保っているように感じる。「ダンス」といっても「踊り」といってもいいけれど、自然に流れてくる何かを知らないうちに身体で受け止めてしまっていた、というような無意識の領域の作用というのは、芸能を継承して来たコミュニティー以外ではほとんどないように思う。

今は、無意識に流れてくるのはテレビの情報が一番大きいのかもしれない。そこで流されている内容以上にそこに存在する身体というものが、見流している人の身体のどこかに侵入していくということも起きているかもしれない。でも、そうか、近くにいる人のからだ、指示をしてくる人のからだ、その指示を受け取ろうとするときに「からだ化」というのは起きているのだろう。そしてそれを知らないうちに発信してもいる。

「からだ化」の観察方法について、見て行くということか?

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