今日、現在住んでる地区のお宮で行われる茅の輪くぐりの準備に行って来ました。
そこで、近所の雑草を摘んで準備されたものをプラスチックの輪にくくりつけて茅の輪をつくる作業をお手伝いしながら、その行事についてなんとなーく聞いてみました。
「茅の輪くぐりの意味はどんなことなんですか?」
「なんか〜、疫病とか払いよるとでしょ」
「この行事色々な所でありますね?」
「うん、お宮では大体みんなやりよるよね」
「お宮って神道の場所ですか?」
「いやいや、神道じゃなかよ。」
「じゃ、仏教とかですかね?」
「いやー、仏教じゃなかよ!」
「ですよね〜。何を祀ってあるんですか?」
「天照大神よ、伊勢神宮からね」
「伊勢神宮は神道じゃないんですか?」
「伊勢神宮の人は〜、神道って言いよるかもわからんね」
「は〜なるほど。でもお宮は神道じゃないんですね」
「うん、お宮は神道じゃなかよね、氏神様祀ってあるとよ」
「ご先祖様とかじゃ…」
「違う違う」
「かなり古いんですよね?ここのお宮」
「そうよ、ここらが出来たときからだから」
というような会話をしながら、そうだよな「神道」だの「仏教」だの線引きしたのはきっと明治以降なんだろうし、ずっと名もなき、他に二つとないその土地の神さまを分類する言葉なんてなかったのだし、その名もなき感じをずっと感じ取り続けたからだがここまで繋がれて来たんだな〜と感慨無量でした。
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