2015年6月8日月曜日

大阪 逍遥と学びの旅その一 京都っておもろい

大阪に一週間行って、陸奥賢氏の拠点「逍遥舎」というところをねぐらに、かつそこでワークショップも交流も上映会も全部させていただきました。そういった合間に京都で友人にあったりお寺を見学したり、おもしろいスペースにお邪魔したり、古いダンスの友人が夫婦でやっている合気道の道場で胸を借りたりと、本当に漂ってうろうろしている中でのそれぞれ今の私にとってまさに必要な学び、合うべき人々との刺激的な出会いだらけで、なんと幸せな人生かしら、と感慨に浸ってしまいます。これも、2ヶ月学校の行事でスコットランドに行っている季林さんのおかげです。彼もきっと同じような刺激的な経験してるのでしょう。いいね。ほんといいね。あまりにもたくさんの、しかも重要なことが起きたので軽く短く書くのは難しいなと思って、やっぱりじっくり時間かけて思い出しながら書くにはブログかな。

まず、京都のとあるお寺では、不思議にあやしい美しさのあるお庭で念のこもった声でお坊さんがライブで解説を流してくれるという不思議なパフォーマンスのような時間を楽しみました。奥のお参りする場所では位牌がならべてあったり、なんか謎な雰囲気があって、住職さんは役者の悪役みたいな顔と声で、いろいろなとっても偉い人の相談役である事をほのめかす話などいろいろ聞かせてくれた。スペースを持つというのはそこに来る人やその繋がりを生み出すのでそれによるエネルギーというものを保持するのだな。場合によっては政治的なポジションをも生み出すのでしょうね。次に見学させてもらった町家を改装したスペースにお邪魔したのですが、そこでは芸術とは無縁の企業診断や建築をされてるのご夫婦が運営していました。さまざまな音楽やダンスの企画が持ち込まれ、そこで人が出会う事で本業の方での関わりがそこに生かされて行ったらいいなというお話だったりして、「お金」だけじゃない益として、場というものの力を思い知ったりしました。そして京都はそういうことをみんなが気軽に楽しみながら、自治的にやってるのかもなあと思ってワクワクしました。

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