2013年9月27日金曜日

偽の目的意識 2


それとはまた違った話。自分にとって切実に何かを見いだしたい、あるいは伝えたい、押し出したい、という思いがあって、それを生々しい形で作品にしてしまうということが自分にはよくある。自分の中の何かがそれを押し出してしまう熱を持っているのに抗えないような感覚である。そのときに、もう少し利口になろうよと。人にとって表面的に受け取りやすい偽の目的意識をひとつ作ることで、また違った可能性を手にすることができるかもしれない。たとえばある種のハリウッド映画や、宮崎駿作品のように。

つづく

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