金曜の早朝から神戸に入って、長田神社にて追儺式という芸能を見た。ありがたい鬼さんが松明を持って裸足で躍る。鬼さんはたくさんいてそれぞれ顔が(仮面が)違う。そのうちの何人かが途中で頭を撫でてくれる。撫でて欲しい人が壮絶なバトルを繰り広げながら鬼さんの手の届く所に近づいていく。泣き叫ぶ子どもを親が羽交い締めにして連れて行ったりする。私は進んで撫でられようという息子について行って、ついでに撫でてもらった。その時の鬼さんの優しい手の感触が忘れられない。世の中にあんな優しい手のひらがあるだろうか?
そして息子の希望でおみくじをした。その時に出た言葉が、今の私の中にあったぐじゃぐじゃを見事に解いてキレイに取り去ってくれた。恩恵としか言いようがなく、この神社が本当に人々の信仰として役割を果たしているのだなあと、しみじみ思った。
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